悪玉菌が腸内環境に与える影響とは

ビフィズス菌などの善玉菌にたいして悪玉菌といわれるものには、ブドウ球菌、緑膿菌、連鎖球菌、ウェルシュ菌、カンジダ菌、プロテウス菌などと言われるものが存在します。

 

これらの菌は、感染症を引き起こすこともできてしまう病原菌そのものなので、消化不良物を腐敗させ、アンモニア、アミン類、硫化水素などの有害物質を生成し、胆汁を発ガン促進物質に変えて様々な毒素を作り出すことが可能です。
それらの毒素の中には、神経毒といわれる脳の働きや自律神経系に悪い影響を及ぼすものや、アレルゲンになるものもあります。

 

人々が理解できないような突発的な犯罪を、犯した人の腸内細菌を調べてみると、神経毒を排出すような悪玉菌の数が異常に多かったという研究事例も発表されています。
うつ病・アルツハイマー・自閉症・拒食症・不眠症の原因も腸内細菌にあるのではないかという医師もおります。
そして、蠕動運動を麻痺させると言うことは便秘になる可能性が高くなると言うことなのです。
便秘が起こると最近の腐敗がすすみ、悪玉菌が増殖しやすくなってしまいます。

 

悪玉菌のひとつにカンジダ菌というのがあります。カビの一種で、便秘になります。
砂糖を多くとることで異常増殖して菌糸を作り、大腸だけでなく回腸、空腸まで拡大し、最終的には腸壁にただれを起こし、粘膜の中に菌糸を伸ばしていき小さな穴を開けてしまうこともあります。

 

身近な例では肩こりや腰痛、頭痛、肌荒れ、吹き出物の原因にもなっている可能性があります。
腸内環境を整え、腸内細菌のバランスを保つということは、人間の健康にとってとても重要なことと言えるのです。

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