発酵食品の摂り方
発酵食品は体に良いと言うことは知られてきていますが、それだけ食べていたら食生活全体のバランスからみると逆効果なのです。
腸内細菌のバランスが悪くなると、便やおならに変化が現れるので、その時は腸からの信号だと思って、自分の食生活を見直し、少しの間断食するのもよいと言われています。
発酵食品で現在一番人気があるのが塩麹ではないでしょうか。
塩味なのでどんな料理にも合いますし、肉に漬ければ肉が柔らかくなる効果もあるのでとても使い勝手が良いです。
塩麹の中には乳酸菌が豊富に含まれています。乳酸菌には腸内環境を整えてくれる働きをするので、便秘気味の方や下痢の方にお勧めです。腸の環境はそのまま人の肌にも現れますので、肌が荒れている時なども腸内環境を意識すると肌がキレイになったりします。
また、麹が発酵されていく過程の中で抽出されるポフェノールにはアンチエイジング的な効果として体のサビをとってくれたりもします。麹の中にはその他にもビタミンB6や葉酸が多く含まれているため、疲労回復や脳の代謝を上げる働きも期待できます。
酵素は50度以上の火には耐えられず死んでしまうので煮たり焼いたりすると効果が無くなってしまいます。食品から積極的に酵素を摂取したい場合は、野菜や果物を生のまま食べるのがよいでしょう。
ヨーグルトにフルーツを入れて食べたりするのは、とても腸が喜ぶレシピと言えます。