腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)とは

腸内細菌は、腸の中で同じ種類の菌が群生し、まるで花畑のように腸内の壁面を覆って生息していることから、腸内細菌叢(腸内フローラ)とも呼ばれています。
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善玉菌(有用菌)・悪玉菌(腐敗菌)・日和見菌と腸内細菌を構成する腸内フローラは大きく分けると3つから構成されています。

 

善玉菌、悪玉菌は読んで字のごとくですが「日和見菌」とは善玉とも悪玉ともいえず、
体調が崩れたときは悪玉菌として働いてしまう菌です。

 

人はそれぞれ顔や・手相などが違うように、腸内フローラも、十人十色です。
善玉菌・悪玉菌・日和見菌の比率は、健康状態のときは、ある程度一定で、善玉菌が悪玉菌より優位になるように保たれておりこれを菌叢バランスと呼んだりします。

 

腸内スペース内では、常に善玉菌と悪玉菌が激しい生存競争を繰り広げている状態です。善玉菌が増殖すれば、悪玉菌が抑えられるというように全体数はほぼ定まっており、いつも腸内で陣取り合戦をしているような状態です。
色々な原因で菌叢のバランスが崩れ悪玉菌が優勢になると、腸内環境も悪化し体調が崩れてしまいますが善玉菌だけが増えればよいというものではなく悪玉菌も最低限必要でそのバランスが大切なのです。

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